現場レポート

T荘様 木製引き違い戸交換工事

築90年の建物の玄関引き違い戸が老朽化したため、交換工事をします。
今回は吉野杉で新しい引き違い戸を組立ます。
材木は中心部の色の濃い部分を「赤身」、外側の色の淡い部分を「白身」と呼びます。
その赤身と白身のバランスが良く、見た目が美しいと言われるのが吉野杉です。
ガラスが入れば完了です。
時間の流れと共に、引戸の色合いや趣きが変化していくのを味わうために今回は塗装を施しません。
玄関引戸以外に新しくなっている所がありますがおわかりですか?
引戸の横の建仁寺垣も新たに作成しました。
その名の通り京都建仁寺で初めて用いた形式といわれます。
こちらもビフォー・アフターをご覧下さい。

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